「そこをなんとか」お願いしたい時の魔法の言葉

学生時代、レンタルCDの返却期限を忘れてしまって、日割りで計算したら罰金●千バーツ(キャー!)となったことがあります。その時、「私は学生なので~」とダメ元で交渉したら、「まあ、良いでしょう」と罰金を免除してもらえました。

タイ人の夫が運転中に携帯電話で話していたのを警察に見つかって罰金を要求された時、「母と電話していたので~」と説明して見逃してもらったこともあります。

「そこをなんとか」とお願いしたい時、「プロッワー(เพราะว่า)なぜならば~」と説明すれば通ってしまうことがあります。理由はなんでも良いのです。「プロッワー(เพราะว่า)」という言葉自体に、交渉が有利に進む魔法の力が備わっているような気がします。

商談の時、タイの会社が「弊社は大企業だから~」とか、「零細だから~」とか、「年度末だから~」とか、「年始だから~」とか、「雨季だから~」とか、色々な理由説明をするのを見ました。

日本人は「言い訳は見苦しい」と説明するのを躊躇してしまいがちですが、宗教的にも民族的にも色んな背景を持った人が集まっているタイでは、説明しないと理解してもらえません。

ぜひダメ元でなんでも説明してみて頂きたいと思います。

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