タイでの商談を終えたお客様が
「ラオスに日帰り旅行したい」
と仰るので、アテンドさせて頂きました。
目的地は首都ビエンチャン。
旅程は現地ドライバーさんに丸投げです。
8:20 ビエンチャン空港で両替
●ラオスでクレジットカードは使えるのか?
●タイバーツは使えるのか?
よくわからないまま、とりあえず1人1000バーツ
(4000円)両替→61万キープになりました。
数十万単位の現金を手にして、気分が上がります。
8:40 ラオスで一番有名らしいJOMAカフェ
チーズケーキが美味しくてご機嫌です。
このお店はクレジット決済できました。
私の人生史上、3本の指に入る美味しさのチーズケーキでした。
少しは国の情報を仕入れようとスマホを開けて
飛び込んできたのは、
ラオス=「世界一何もない国」
というフレーズでした。
そんな呼び方ってあるでしょうか。
カフェはこんなに素敵なのに…?
9:00 エメラルド寺院
拝観料3万キープ(約200円)也。
「エメラルド仏はどこですか?」と係員に聞くと
「今はバンコクにあります」とのこと。
バカなことを聞いてしまったと反省しました。
タイ人が「略奪されたのを取り返した」と言っている
エメラルド仏は、ここから持ってきたという訳です。
主人のいないひっそりとしたお寺を今も
信仰の中心として(多分)大切にしている
ラオス人をなんとなく愛おしく感じました。
エメラルド仏の写真だけ安置されていました。煌びやかなバンコクのエメラルド寺院とは打って変わって素朴なお寺でした。
9:10 シーサケット寺院
エメラルド寺院拝観がすぐに終わってしまい、
道の向かいのこちらのお寺へ。
拝観料3万キープ(約200円)也。
落ち着いた、趣きのあるお寺でした。
回廊いっぱいに小さな仏像が安置されていました。ブーゲンビリアが綺麗でした。
9:30 シームアン寺院
インドのような雰囲気のお寺。
本堂は地元の参拝者たちでにぎわっていました。
狛犬のような金色のライオンがかわいい。
10:00 凱旋門
噴水が綺麗で気分が上がります〜♪
上まで登って街を見渡しました。
首都にしては人も車も少ないと感じます。
10:30 タートルアン寺院前広場
ちょうど年に1度のお祭りの日で、
市場は大賑わいでした。
みんなここに集まっていたのか・・・!
上から…サンリオから訴えられそうなたこ焼き屋さん、小鳥の丸焼き、洋服のバーゲン、雑貨屋さん。
11:00 タートルアン寺院の境内
拝観料3万キープ(約200円)也。
女性はスカートじゃないと入れないとのことで、
スカートをレンタルして入りました。
境内の真ん中に仏塔がドーンと建っていて、
周囲を1周しました。
民族衣装を着た女性たちが多くて、目の保養になりました。
11:40 Lao Dermレストランでランチ
ドライバーさんのお勧めレストラン。
七面鳥のラープが有名なのだとか。
洗練された素敵な空間でした。
もち米茶、皮がパリパリのポークソーセージ、七面鳥のラープ、パパイヤのサラダ、チャーハン、鶏のスープ。
3人で120万キープ(8000円)くらいでした。
クレジット決済可と聞いて安心していましたが、
決済機が壊れていました。
タイバーツを持っていて良かったです。
(バーツで支払い可能でした)。
12:45 ドライバーさんから重大宣言
もう見る所はありません
と。私たちが見て回るスピードが早過ぎたようです。
しきりにデパート観光を勧められましたが、
「自然が見たい」とお願いして、メコン川が望める
シェンクアーンという所まで行ってもらうことに
なりました。
13:45 シェンクアーンのブッダパーク庭園
ビエンチャンから車で1時間くらい走って到着。
入園料は忘れました。
仏教系アーティストが作ったという
仏像、神像が庭園に並べられていました。
倒れて割れた仏像が放置されていたりして、
修復待ちなのかそれ自体をアートと見なすのか
判断に困る作品が多々ありました。
ブーゲンビリアは綺麗でした。
パークから眺めたメコン川はこんな感じでした。
30分くらい観光した後、ビエンチャンへトンボ返り。
15:00 デパート
ドライバーさんイチオシのParksonデパートへ。
中国資本の綺麗なデパートでした。
地下と1階、2階だけテナントが入っていました。
お酒からシーフードから果物から焼芋まで、日本食も豊富に取り揃えられていた地下のスーパー。ラオス製コーヒーやお菓子のパッケージも綺麗でした。チョコと唐辛子でコーティングされた干しバナナをお土産にしました(美味しかったです)。
16:00 スタバ
洗練された空間でした。料金は日本とほぼ同額。
23:30 帰宅
タイムラインがぐっと開きましたが、
チェックインに時間がかかり、フライトが遅れ、
色々あって深夜に帰宅。
そろそろ魔法が解けるお時間です。
✤ふりかえり✤
渡航前、旅行者は少ないだろうと思ってましたが
中国人、韓国人、そして西洋人バックパッカー
の多かったこと!
「世界一何もない」ラオスのもうひとつの
キャッチフレーズは、「東南アジア最後の秘境」
でした。
一見残念な個性でも、見方を変えれば
魅力的な強みになるのだと知りました。
お客様は「だいたいわかった」とのご感想。
私は家族とまた行きたいと思いました。
11月は暑過ぎたので、できれば冬の2月頃にでも。
ワンビエン、ルアンパバーン、そしてできたら
鉄道で昆明まで行きたい!という目標ができました。
慣れない土地で新しい物に触れて、びっくりするほど
リフレッシュできたのが自分でも驚きでした。