タイでは各地に女性ヒーローの像があります。
ミャンマー軍と戦ったスリヨータイ王妃(16世紀)像や
ミャンマー軍を撃退したチャン・ムック姉妹(18世紀)像や
ラオス軍に奇襲攻撃で勝ったスラナリー夫人(19世紀)像…
中でも13世紀に実在したとされる北部ランプーン県
(当時はハリプンチャイ国)のチャーマテウィー王女は
女性英雄伝としては最古かもしれません。
❈こんな伝説があるそうです❈
ハリプンチャイ国の王様の娘、チャーマテウィーは
強くて美しい王女。
ミャンマーの王様がチャーマテウィーに求婚します。
チャーマテウィーは別の人と婚約中だったので
お断りしたところ、
ミャンマーの王様は怒ってハリプンチャイ国に突撃!
国力の弱いハリプンチャイ国は降参しかけますが、
勇敢なチャーマテウィー王女が軍の先頭に立って戦い
最後はミャンマーの王様と一騎打ちで勝利🏆
その後、死者を弔うお寺をいっぱい立てました(完)。
感動の純愛ストーリーなんですが、
王女がめっちゃ強くて驚きです。
私さえ我慢すれば丸く収まるわ・・・
と泣く泣く長いものに巻かれるのではなく、
戦って運命を切り開こうとする姿が眩しい✨
いっつもミャンマーが悪者にされている
ワンパターンすぎるストーリー構成はどうやねん
という所は片目をつぶっておいて頂けると幸いです。
国内外でたくさんの犠牲者を出した王女は罪悪感に
苦しんだかな?でも後世の人たちに希望を与えている
功績は大きいかも…なんて色々思ったのでした。
参拝した日もたくさんの人がお参りしていました。
ランプーン県は、チェンマイの隣の県。
チェンマイ空港から車で40分の距離です。
丘の上のお寺に孔雀がたくさんいました・・・。
📍Cham Thewi Monument
📍Wat Doi Ti